トピック
- 2023/09/25:フライデーデジタルで取り上げられました
男性更年期障害の実情
女性の場合、更年期という概念がすでに広く浸透していて、婦人科を受診して治療したり、巷では関連商品や対策ノウハウがメディアその他を通じてあまた紹介され、痒い所に手が届くたくさんの選択肢を自由に選べる状況です。かたや男性の場合、自身でインターネットで症状を調べ「年を取ればこんなものだろう」とあきらめたり、近医を受診しても、ありきたりの生活指導を受けたうえ、対処療法の薬を処方する通院を続けるも途中で断念。あるいは精神科にたどり着き「うつ」の診断で治療を受けるも症状は改善しないまま。
更年期障害を取り巻く環境は、女性にくらべ男性の置かれている立場は現状では明らかに差があります。特にコロナ禍において、より多くのストレスのかかる社会状況となったため、テストステロンの低下を助長し、男性更年期障害を呈する中高年男性を、これまでよりも多く見かけるようになった印象があります。
地域に根差したホームドクターとして
医師になって30年、開業し地域に根差したホームドクターになることを志して18年が経過しました。更年期障害に悩まされ日夜奮闘する一人の中高年男性となった医師として、ほぼすべての男性が通過する、このテストステロン低下による男性特有の悩み・訴えに対し、今までに獲得した医師としての知識・経験のすべてを注ぎ込んで、最後のライフワークとして真正面から取り組もうと、今回男性更年期外来を新たに立ち上げる決意にいたりました。
「年を取ったんだからしょうがない」「誰に相談しても解決しない」と悩まずにまずは軽い気持ちでご相談いただければと思います。また、これらの症状に奥様の方が逆に気付かれる場合も多いかと思いますので、その場合にもぜひご相談いただきたいと思います。人生100年時代、ほぼすべての方が老化と向き合わなければならない中、更年期障害というアンチエイジングの最重要課題の一つに真摯にご対応させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
本外来は自費診療です。初診の場合は午前中に予約をお取りください。
当院では以下の治療が可能です
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