LOH症候群(加齢性性腺機能低下症)
かもしれません
老化とあきらめていませんか?
その症状、本当にうつですか?
男性更年期障害とは
男性にも更年期障害があることをご存じですか?更年期障害とは、加齢により体内の性ホルモンのバランスが崩れることによって、体や心の不調を来す現象のことです。男性の場合は、男性ホルモンの代表格として知られるテストステロンというホルモンの血中濃度が下がることで、心身に不調を来す状況をのことを指します。特にテストステロンの値が病的に下がる状態を、LOH症候群(加齢性腺機能低下症)といい、上に列挙したような症状がみられるようになります。
男性と女性の違い
男性のテストステロンは20歳代をピークに徐々に低下していき、個人差はありますが、70歳代ではピーク時の50%、時にはそれ以下まで減少します。女性の更年期障害は、閉経前後の10年間くらいに女性ホルモンが「急激に」減少するために起こる症状で、この期間を過ぎれば多くの人は症状が落ち着きます。男性の場合、テストステロンはピーク時以降「徐々にずっと」減少していくので、症状は悪化しながら終生続きます。これが女性と比べ、男性の更年期障害の厄介な点です。
正しい診断と適切な治療
テストステロンが減少することにより、心身に不調を来す問題は、実はほぼすべての男性が中年期以降に直面しているはずなのですが、これを疾患ととらえて医療機関を受診される男性は日本ではまだまだ多くありません。また受診したとしても、ここ最近は男性更年期に関する認識も徐々に広がっては来ましたが、現在呈している症状がテストステロンの低下によるものである、と正しく診断を受けて適切な治療を受けるケースは残念ながら大変少ない、というのが今の現状です。
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