NMN / NAD+点滴

NMN/NAD+点滴について

長寿遺伝子（サーチュイン遺伝子）の活性化により「細胞そのもの」「身体機能」「認知機能」など、あらゆる老化現象を改善し若返り効果を発揮します。

サーチュイン遺伝子（長寿遺伝子）について

最近になって、血糖値を下げるインスリンの分泌を促したり、糖や脂肪の代謝をよくしたり、神経細胞を守って記憶や行動を制御するなど、老化や寿命の制御に重要な役割を果たすとされる遺伝子の存在がクローズアップされてきました。「サーチュイン遺伝子」あるいは「長寿遺伝子」と呼ばれるものです。

サーチュイン遺伝子は、飢餓状態下に置かれると活性化されて「サーチュイン」というある種の蛋白の産生が始まります。この蛋白は老化、代謝異常、心機能、神経系機能、免疫機能など、様々な身体機能を改善し、全身の組織・臓器等の修復作用並びに基礎代謝の促進に関与します。そしてその鍵を握るのが、NAD＋（ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド）という物質です。

NAD＋（ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド）について

細胞内NAD＋量が増加するとサーチュイン遺伝子が活性化されてサーチュインの産生が増進し、その結果老化傾向、細胞機能低下傾向にある状態が活性化されて、また細胞活動を司るATP産生力を強化し、全身の代謝能を向上させることがわかってきました。つまり、細胞内NAD＋を増やすことができれば、サーチュイン遺伝子を活性化させて老化を遅らせることができるのです。

このNAD+はすべての生き物の体内に存在し、若さと健康維持に影響を与えていますが、年齢とともに減少していきます。10代後半をピークとして40代ではピーク時の半分程度までしか体内で産生できなくなります。

NMNについて

ここで、NMNという別の物質があります。NMNは体内に吸収されて体のすみずみまで届けられると、NAD＋に変換されます。つまりNMNはNAD＋の生合成前駆体であり、体内に入るとNAD＋に変わるのです。これらのことから、年齢に伴い不足していくNAD+を直接、またはその前駆物質であるNMNで補えば、サーチュイン遺伝子を活性化して若々しさを保つことができることになります。

※日本では最近、若返りの点滴として「NMN点滴」が話題になっていますが、アメリカでは NMNが体内で変換されるNAD+自体を点滴で投与する「NAD+点滴」が普及しています。NAD+自体を点滴により直接血管内に摂取することで、体内においてより効率的なNAD+の上昇による若返り効果を期待しているようです。

NMN点滴との併用も効果的なことから

1. 脳から効果を直感したい方はNAD+
   ・あたまをすっきりさせたい　・認知症を予防したい　・より効果を感じたい
2. 全身から効果を実感したい方はNMN
   ・体の内側から若返りたい　・病気を予防し長生きしたい　・慢性疲労を改善したい

と使い分ける方が多いようです。

NMN/NAD+点滴の施術時間と注意事項

点滴時間はNAD+が60分、NMNが30分です。

40歳未満の方、妊娠中の方やがん患者さんには原則施術できません。なお、NMNは内服薬もあります。毎日続けたい場合やご来院のお時間の無い場合にご検討ください。

NMN/NAD+点滴の料金