ダイエット

ダイエット治療

肥満は、糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病の原因になるとされています。また、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中などのリスクも高まります。

個人差はありますが、40代以降になると筋肉量が低下して基礎代謝が下がります。これにより「痩せにくい」状態となってしまいます。健康であるためには、老化を抑えるためのエイジングケアと太りすぎない身体づくりが重要です。

メディカルダイエットとは

当院ではダイエットのための生活習慣(食事・運動等)のご指導はもちろん、ダイエットに効果が期待できる

・点滴治療:αリポ酸+L-カルニチン、NMN/MAD+
・注射療法:GLP-1(オゼンピック・マンジャロ)、ヒト成長ホルモン
・内服薬:GLP-1(リベルサス)

による治療を行っています。

ダイエット治療(GLP-1注射・内服)について

糖尿病治療薬であるGLP-1及びGIP/GLP-1注射製剤の「食欲抑制作用」や「脂肪燃焼作用」を利用してダイエット治療を行います。※ご自宅にて週1回、ご自身で注射投与していただく薬剤です(リベルサスは内服薬です)

GLP-1注射・内服の特徴

GLP-1とは、食事によって小腸から分泌されるホルモンの一種です。インスリンの分泌を促して血糖値を下げる作用があります。

GLP-1を注射・内服すると、中枢神経に作用してダイエットの天敵となる「空腹感」が抑えられます。摂取した食物がゆっくり消化されることから、満腹感が持続して少ない食事量で満足できるようになります。また、食後の血糖値上昇を抑える作業があることから、太りにくい体質になる効果も期待できます。

空腹感が抑えられる
満腹感が持続してお腹が空かない
少しの食事量で満足できる
食後の血糖値上昇を抑えて太りにくい体質になる
基礎代謝が高まるため脂肪が燃焼しやすくなる

GLP-1注射・内服の効果が出るまでの期間

個人差はありますが、早い方では3〜4週間程度、多くの方が2〜3ヶ月で効果を感じていただけます。短期間でのダイエットはリバウンドのリスクも高まるため、生活習慣の改善なども含めて、長期的に取り組むことが望まれます。

GLP-1注射・内服の製品別の特徴

製品名 オゼンピック マンジャロ リベルサス
投与方法 注射 注射 内服
特徴 針が細いから痛みを感じにくい オゼンピックよりも強い体重減少効果 内服だから注射が苦手な人にも対応

GLP-1注射・内服薬の料金

GLP-1及びGIP/GLP-1注射(ダイエット) オゼンピック(週1回注射薬)
※針、消毒用アルコール綿の費用を含む
2㎎
(1日摂取量により2週間~2か月分)
1本(1か月) 24,100円
マンジャロ(週1回注射薬)
※新薬
※針、消毒用アルコール綿の費用を含む
2.5㎎(初めの1か月) 1本(1週間) 5,400円
2本(2週間) 10,400円
4本(4週間) 19,600円
5㎎(2か月目以降) 1本(1週間) 9,800円
2本(2週間) 18,800円
4本(4週間) 35,200円
7.5㎎(3か月目以降) 1本(1週間) 10,700円
2本(2週間) 20,400円
4本(4週間) 38,400円
リベルサス(毎日服用) 3㎎(初めの1か月) 7錠(1週間) 4,400円
14錠(2週間) 7,800円
28錠(4週間) 13,200円
7㎎(2か月目以降) 7錠(1週間) 6,400円
14錠(2週間) 11,800円
28錠(4週間) 20,800円
14㎎(効果が不十分の場合) 7錠(1週間) 8,300円
14錠(2週間) 15,400円
28錠(4週間) 28,800円

※自費診療となります
※まずは初診外来を受診していただきます(初診料3,300円)

初診外来を受診していただいた後は点滴や注射薬・お薬の処方だけでしたら受診や検査は不要ですが、治療内容によっては治療効果や副作用の出現の有無を確認しなければなりませんので、受診や検査を適時していただきます(再診料2,200円、検査料は検査内容による)。治療期間や費用の見込みについては初診時に院長から詳しくご説明させていただきます。

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GLP-1注射・内服の注意事項

治療方法
医師による診察を行い、GLP-1受容体作動薬を処方します。ご自身でGLP-1受容体作動薬を皮下注射もしくは内服薬を服用することで、食欲を抑制・脂肪を燃焼させダイエット治療を行います。
治療ができない方
妊娠中・授乳中の方、糖尿病の方、膵臓疾患・甲状腺疾患・腸閉塞の既往がある方、摂食障害のある方、20歳未満の方、70歳以上の方、その他医師が不適切と判断された方
副作用
便秘、下痢など(5%以上)、頭痛、嘔吐、食欲減衰(1〜5%)、めまい、倦怠感、貧血(1%未満)など、重大な副作用としてまれに低血糖、膵炎、腸閉塞など
未承認医薬品であることの明示
日本国内においては糖尿病の治療として承認されていますが、肥満治療薬として認可されているものはありません。
国内承認医薬品の有無
肥満症の治療薬としてセマグルチド(ウゴービ)があります。
諸外国にける安全性等に係る情報の明示
アメリカのFDA(食品医薬品局)では肥満症の適応で承認されています。
入手経路の明示
治療に用いる医薬品は当院医師の判断のもと国内販売代理店経由で購入しています。

GLP-1注射・内服のリスク

マンジャロ・リベルサスなどのGLP-1受容体作動薬は、米国FDAでは「肥満症治療薬」として認可されていますが、日本国内では承認されていないため自費での診療となります。注意点や副作用などのリスクを確認いただくことはもちろん、医師による説明や血液検査、施術後の経過観察などが重要となります。医師の経験が豊富で、万が一の際にも対応できるクリニックを選びましょう。

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監修医師

やまうちクリニック
山内忠男院長

わかりやすく丁寧な説明を心がけながら診察を行います。安心してご相談ください。

保有資格など

東京医科大学地域医療指導教授/日本内科学会認定内科医/日本神経学会神経内科専門医/日本メンズヘルス医学会テストステロン治療認定医

経歴

平成4年:山口大学医学部卒業
平成4年:東京女子医科大学神経内科学教室入局
平成17年:やまうちクリニック開設
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原則完全予約制とさせていただいております。Web予約にてご予約くださいませ。また、予防接種・乳幼児健診・健康診断につきましては前日までに電話予約が必須となります。医師の対応できる時間も限られており、どうしても飛び込み受診に対応できないことがございます。日曜・祝日は早い段階で予約枠が埋まってしまい、患者さまにご不便おかけしております。大変申し訳ございません。今後も、患者さまに寄り添ったクリニックであるため、予約方法の改善などにも努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。