現在、新型と考えられるインフルエンザが流行しています。
新型インフルエンザは「発熱(37.5℃以上)してから24時間以上経過しないと現行の簡易判定キットでは感染の有無の判断が出来ない」という特徴があるため、当院では発熱から24時間以内は検査をいたしません。
この場合、風邪として解熱鎮痛薬等の処方をまず行い、発熱から24時間経過した時点で症状が改善しない場合にはあらためて御来院いただいた上で、インフルエンザ判定検査を行います。
また、一般にインフルエンザは、「発熱から48時間以上経過すると抗インフルエンザ薬の効果がなくなる」といわれているため、発熱が48時間以上持続した上で(この場合インフルエンザが強く疑われますが、)初めて御来院された場合には、インフルエンザ判定検査も抗インフルエンザ薬の処方も当院ではいたしません。
一方、簡易判定キット検査にてインフルエンザと判明したのち、発熱から1週間以内にその方の他の御家族様に発熱が見られた場合、当院ではその方もインフルエンザを発症したものと判断し、直ちに抗インフルエンザ薬による治療を開始し、その後発熱から24時間経過するのを待って簡易判定キットによる検査を行います。
以上の3パターン、つまり
1、発熱後24時間以内に受診し、風邪としての治療を受けるも改善せず、発熱後24時間以上経過してインフルエンザ判定のため再度受 診される場合
2、発熱後48時間以上経過して初めて御来院される場合
3、ご家族様に1週間以内にインフルエンザを発症された方がいらっしゃる状況で発熱したために御来院される場合
は、いずれもインフルエンザに罹患している可能性が高いため、他の患者さんから、いわゆる隔離させていただくために、御来院後速やかに別室にご案内差し上げております。
ただし、これらの状態で予約無しで御来院された場合、予約患者さんで別室が既に満室の状態であることがしばしばあります。この場合、誠に申し訳ありませんが、院内感染を防ぐという観点から、ご体調の悪い中せっかく御来院いただいたにもかかわらず、一度ご帰宅していただき、こちらからのご連絡があった時点であらためて御来院いただくことをお願いいたしております。
どうぞこれらの趣旨をお汲み取りいただき、何卒ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
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