久々の更新です。
ごめんなさい。
医師としては恥ずかしいのですが
この夏の熱帯夜の連続で
結構きつめの睡眠障害に陥り
気力が萎えてしまって
人様に見ていただくレベルのブログを
維持する自信がまったくありませんでした。
ここ最近、やっと連続して睡眠が取れるようになったので
何とか継続してブログ更新できる気力のめどが立ったので
再開させていただきたいと思います。
ただ、すでに季節はインフルエンザ予防接種の時期に突入。
激務に疲れて気力が再び萎えたらごめんなさい。
そうならないように体調管理に努めていきたいと思います。
さて、再開第1回目の題材は何にしよう・・・
うん、ちょっと重めのテーマで。
無症候性血尿って言う言葉、聞いたことありますか?
痛みなどの自覚症状を伴わない血尿のことです。
私たち医師の立場では、この現象を認めたときには
まず尿路系の悪性疾患(いわゆる「ガン」)を疑います。
で、先日突然出たんです。
無症候性の血尿が。
誰にかって!?
僕にです・・・
慌てて大学病院の泌尿器科を受診しました。
休診日を利用して2週間くらいかけて
膀胱鏡検査・尿細胞診・腹部造影CT検査・腹部超音波検査と
考えられる検査は全てしました。
(膀胱鏡検査は痛かった!)
いずれの検査も異常がなく
幸いなことに膀胱癌は今のとこと否定的です。
今後は3ヵ月に1度のペースで
尿細胞診と超音波検査を1年間行い
悪性疾患を否定していくことになります。
子供が小さいのでマジ焦りました。
45歳・・・
同じことをしても
若いころに比べ体力が続かないことは
この夏の猛暑による夏バテや不眠をとってみても
既に重々実感していましたが
今後は検診を含め病気の有無の管理も
若いころに比べもっと厳密にしないといけないんだなあと
痛感いたしました。
実際、
娘の幼稚園の同級生のお父様が
つい最近突然死なさいました。
僕とほぼ同年代の方です。
3人の幼いお子さんを残されたままで。
今晩、
娘は妻と一緒にとあるハロウィンパーティに
泊りがけで行っています。
魔女の仮装をして
“Trick or treat!”(お菓子をくれないといたずらするぞ!)と言って
立ち寄る家々でお菓子をもらうというスタイルがとても好きなようで
数日前からとても楽しみにしていました。
明日には帰宅し
パーティが楽しかったことを
目を輝かせながら僕に報告してくれることでしょう。
そんなうれしそうな娘の姿を
少しでも長く見ていられるよう
今後はいっそう努力してまいりますので
どうか神様、
“Trick or treat!”(見守ってくれないといたずらするぞ!)
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