昨日は父の日でしたね。
そう、そう言って敢えて口に出さないと
「あっ、そうだったね。」と言わてしまう、
「母の日」に比べるとあまりにも地味な記念日。
ワールドカップでオランダに日本が惜敗した翌日で、
メディアではそのことでもちきり。
どこのテレビ・新聞報道を見ても
ひとっ言も触れられていないような
存在感の全くない記念日。
愚痴を言ってもしかたありません。
さて、昨日のその父の日、
夏風邪で混雑する外来が終わった後には
家族全員で楽しく外食をする予定でした。
ところが、ご多分にもれず
わが娘も当日は、夏風邪のプール熱で発熱を呈している状態・・・。
※正しくは「咽頭結膜熱」または「アデノウィルス感染症」と言います。
おかげで「父の日」のイメージ同様に、
地味に自宅での食事と相成りました。
実は、娘に肺炎球菌ワクチン(「プレベナー」)を接種しようと
数週間前から試みているのですが、
そのたびに鼻水を出したり、
微熱を出したりとで延び延びになり、
今回の発熱で3度目の接種延期です。
注射嫌いの娘のこと、
「おのれ、ちょこざいな」と両親をうならせたのでした。
ただし、彼女は生後数ヵ月のころ、
第2回三種混合ワクチン接種後にアレルギー反応を起こして
両親を慌てさせた前科の持ち主なので、
もしかしたらプレベナー接種で何かトラブルが起こるという
虫の知らせなのかもしれないと、
科学者と言う立場にあるべき医師の存在にあるまじき
超常現象的な発想をしてしまいました。
(三種混合ワクチンのアレルギーのエピソードはぜひまたの機会に。)
鼻かぜでポリオの接種が延び延びになり、
やっとその鼻かぜが治って
今週末の最後の接種予備日にポリオの接種を予定していたのに
今日になって鼻かぜが再燃してしまい
来院されたお子さんのお母さんが残念がっておられましたので、
ここぞとばかりに、
「もしかしたらポリオの接種による何かのトラブルの
予兆なのかもしれませんね」と
同じようにお慰めいたしましたが、
僕と違って科学が信条なのでしょう、
ご納得とまでは行かない様子でした(^。^)。
話は戻りますが・・・
自宅で食事したので、
久しぶりに妻の用意してくれた食事を
いただく機会にありつけたのは
もしかしたら娘からの「父の日」のプレゼントだったのかもしれません。
ただし、最高のプレゼントは
予め用意してくれていた
幼稚園で描いたパパの似顔絵と、
それを見てあまりの嬉しさに苦笑している僕を見て、
発熱しているにもかかわらず
にっこりと微笑んでいる娘の満面の笑顔でした。
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