流行ってますね、みずぼうそう。
ゴールデンウィーク前後からずーっと。
医学的なアドバイスを。
全くの免疫ゼロで発症すると、最低1週間は登園・登校といった第三者との接触は出来ないことがほとんどです。
一方、お子さんの場合、感染しても結構元気なので、外出できずにいることがストレスで、
ご両親ももてあましてしまうケースが非常に多く見受けられます。
当たり前ですが、結構大変そうです。
予防接種を受けておくと、僕の経験では、それでも5人に1人から2人は発症してしまいますが、
せいぜい3日から4日の自宅療養で完治することがほとんどです。
しかも症状が軽いので、顔に傷痕が残ることはまずありません。
また、未接種のまま患者さんと接触してしまった場合でも、接触後72時間以内に予防接種を行うと、
仮に発症しても、経験的にはかなりの確率で症状が軽減できます。
理想的には・・・
1歳のときに麻疹・風疹混合ワクチンを接種したあとに接種し、
小学校入学前1年以内に麻疹・風疹混合ワクチンを再接種後にまた再接種することをお薦めいたします。
もっとも、行政が貧困化していて、全額自費負担の状態が今後も続きそうなので、強くは主張できませんが。
ちなみに、僕の娘は1歳のときに接種をしたのですが、2歳のときに祖母と温泉旅行に行った際、
その祖母が帯状疱疹の状態であったことが後に判明いたしました。
潜伏期間の2週間を、まんじりともせず過ごしましたが、幸運にも発症しませんでした。
やはり接種しておいてよかったなというのが率直な感想です。
現在娘は幼稚園の年中さんで、来年には追加接種を行おうと思っております。
最後になりますが、大人の方が感染すると、猛烈なかゆみと高度の発熱が1週間前後続き、
まず入院生活になりますのでご注意を。
過去に感染の有無がはっきりしない方は抗体値を測定するか、
面倒くさければいきなり予防接種を接種してもかまいません。
なお、接種後10年以上経過している方は抗体値が陰性になっている可能性が高いです。
Web予約はこちら