最近、「喉が痛くて熱がある」という方の受診が非常に多く見受けられます。
例年この時期の喉の風邪といえば、夏風邪の御三家とも言うべき
・プール熱(=咽頭結膜熱=アデノウィルス感染症)
・手足口病
・ヘルパンギーナ
が、お子さんを中心に流行しますが、
今年はその数が例年に比べ圧倒的に多く、
しかも大人の方にも多く見受けられます。
抗生物質の効果もあまり芳しくないことから、ウィルス性疾患と思われますが、
プール熱にしては結膜所見に乏しくて
手足口病・ヘルパンギーナにしては口腔内の所見に乏しい。
うーん、エコーウィルスあたりかなあ。
変な年だなあ。
考えてみると、1月から2月にかけては例年に比べ風邪は落ち着いていたのに、
3月のお彼岸に黄砂が舞ってから急激に風邪の患者さんが増え、
その後表現形を変えてさまざまな風邪が現在までずっと流行している、
という印象があります。
で、今は「喉が痛くて熱がある」というもの。
うーん・・・。
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