開業当時、
今と違って少ない人数のスタッフで切り盛りしていたのですが、
その大変な時期にスタッフの一人として手伝っていただいていた方が、
本日、喉が痛いとのことで受診されました。
半年振りの再会でした。
当時まだその方は20歳のいわゆる「小娘」で、
生意気なことも随分言っていたので、かなり厳しく指導しましたが、
頑張っていただいて、まだ立ち上げたばかりのクリニックに
随分貢献してくださいました。
そんな彼女も現在バリバリの公務員として勤務する
25歳の立派なレディー。
「今年はもう26歳になりますよ!」
と微笑んで言っていました。
開業当時39歳だった僕ですが、いまやあと一月で45歳・・・
あれまあ(~_~;)
帰り際、
「当時のスタッフはいらっしゃるんですか?」
と聞かれ、一人だけ残っていただいていることを伝えました。
当院をお辞めになったあと、
彼女のように連絡を取り合うことが可能な方もいれば
悲しいことにまったく音沙汰のない方もいらっしゃいます。
今いるスタッフも、
開業当時から手伝っていただいている方もいれば、
つい最近入社した方もいらっしゃる。
人様とのご縁って、そういったことの繰り返しですね。
ですから、今いてくださるスタッフとのご縁も一期一会だと強く自覚し、
せっかくご縁があったのですから、
出来ればいつまでも仲間としてうまく一緒に働いていきたいと
心から願っています。
もちろん、
これは当院に来てくださる患者さんに対しても同じで、
病気を治すために何かのご縁で当院を選んでくださったのですから、
やはり「一期一会」と強く心に刻み込んで
僕にし得る可能な限りの対応を常に努力していますし、
その心積もりはこれからも変わらないつもりです。
「一期一会」・・・
今回は科学者たるべき医師という立場で
宗教家のようなお話になってしまいました。
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