「同じものを食べているのに、あの人は太らない…」そう思ったことはありませんか?実は食べる「内容」だけでなく、「順番」や「時間帯」がダイエットの成否を大きく左右すると言われています。この記事では、痩せやすい体をつくるための「食べ方の順番」と「タイミング」について、スタッフがわかりやすく解説!今日から取り入れられる工夫ばかりです!
なぜ「食べる順番」と「時間帯」が重要なの?
ダイエットというと「カロリー制限」や「糖質制限」に意識が向きがちですが、同じ食事内容でも、どう食べるか・いつ食べるかによって、体への影響はまったく変わります。特に重要なのは以下の2点です。
- 血糖値の上昇をゆるやかにすること
- 代謝のリズムに合ったタイミングで食事をとること
血糖値が急上昇すると、インスリンというホルモンが大量に分泌され、余った糖が脂肪として蓄えられやすくなります。また、人の体内時計に反する時間帯の食事は、脂肪をため込みやすくすることも…。
【痩せる食べ方の順番】3ステップルール
ステップ1:野菜・きのこ・海藻からスタート!
まずは食物繊維が豊富な食材から食べるのがポイントです。
- キャベツ、レタス、きゅうりなどの生野菜
- わかめ、ひじきなどの海藻類
- しめじ、えのきなどのきのこ類
これらを先に食べることで、血糖値の急上昇を防ぎ、後に食べる糖質や脂質の吸収をゆるやかにしてくれます。
◎おすすめ:温野菜や味噌汁で摂ると、体も温まり代謝もアップ!
ステップ2:たんぱく質をしっかり摂る!
次に食べるのはたんぱく質です。筋肉の維持や代謝アップに欠かせません。
- 鶏むね肉、豆腐、卵、魚、大豆製品 など
たんぱく質は「満腹感」を得やすい食材でもあるので、自然とドカ食いも防げます。
ステップ3:糖質は最後に少量!
ごはんやパン、麺類といった糖質は、最後に控えめに食べるのがベスト。糖質を最後に食べると血糖値の急上昇を避けられ、脂肪の蓄積を抑えることができます。また、すでに食物繊維とたんぱく質でお腹がある程度満たされているため、量も自然と抑えられるというメリットも。
【痩せる時間帯】体の“ゴールデンタイム”を活かす!
朝食:エネルギーチャージの鍵!必ず食べる
朝は体内時計が「活動モード」に切り替わる時間。朝食を抜くと代謝が落ち、体が「省エネモード」に入ってしまいます。
- 理想:起床後1時間以内に
- おすすめ:たんぱく質+炭水化物(おにぎり+卵、納豆ごはんなど)
昼食:1日の中で一番しっかり食べる!
お昼は代謝が最も活発になる時間帯。ここでしっかり栄養を摂ることで、午後の活動をサポートし、夜のドカ食いも防げます。
- おすすめ:野菜・たんぱく質を中心に、糖質も適量OK
- 例:サラダチキン+雑穀米+野菜スープ
夕食:遅くなりすぎないのが鉄則!
夕方以降は体が「休息モード」に入り、脂肪をため込みやすくなります。
- 目安:就寝の3時間前までに済ませる
- おすすめ:糖質を控えめにして、たんぱく質と野菜を中心に
また、21時以降の食事は脂肪がつきやすくなるため、できるだけ避けましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. 朝は時間がない。抜いてもいい?
A. NGです!
朝食抜きは「太りやすい体質」を作る原因に。バナナやヨーグルト、ゆで卵など、簡単なものでいいので何か口にしましょう。
Q. 間食はやめるべき?
A. むしろ、選び方と時間がカギです。
空腹時間が長くなると血糖値が乱高下しやすくなるため、15〜16時のタイミングでナッツやプロテインバーを少量食べるのはOKです。
まとめ:食事は「内容」より「食べ方」がカギになる!
ダイエット成功のためには、食事制限だけでなく、
- 食べる順番
- 食べるタイミング
を意識することが非常に重要です。
「何を食べるか」にプラスして、「どう食べるか」まで考えることで、無理なく・健康的に・リバウンドしにくいダイエットが可能になります。毎日の食事に、ほんの少しの工夫を加えるだけで、未来の自分が変わるかも?
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