金環日食

言わずと知れた5月21日にあった今年最大級の天体ショーです。
皆さんはご覧になりましたか?

当日はゴールデンウィークの代休日に当たっていたので
朝早くおきて家族みんなで天体観測をしようと以前から思っていたのですが
学校で観測会をすることになり娘は朝早くから登校。
その支度のために妻も別宅に前日から宿泊。
自宅に一人取り残される羽目となったため
やむを得ず近くのプラネタリウムが募集した
区民のための観測会に応募してもあえなく落選の憂き目に。

「どうしても一人さびしく観測しろってことか!?」

そんな状況では早起きするのもなんとなく面倒になり
モチベーションはがば下がりの状態でしたが
前々日の19日に渋谷の町を歩いていると
あるお店の前で大量の日食グラスを売りさばく売り子のお姉さんに遭遇。

「これを全部売り切るのは無理だよなあ。」

そのとき既に粗悪品の名前が公表されていましたので
その製品ではないことを確認し、人助けと思い、妻の分もあわせて2つ購入しました。

で、前日の20日。
ご存知の通り天気予報では21日の当日は生憎の雨の予報。

さて、どうするか。
せっかくの休日、朝寝坊すべきか。
いつも当たらないと馬鹿にしている天気予報の予報内容を逆手にとって
あえて晴れると予想し早起きして観測すべきか・・・。

少し脱線しますが・・・
僕にとっての天体ショーといえば
1986年のハレー彗星が一番記憶に残っています。
当時、観測目的に大学の天文サークルに入りましたが
結局毎晩バイトと友達との飲みにかまけて
観測せずじまいでした。
76年周期に地球に接近しますので
次に観測できるのは2062年ごろ。
長生きできれば僕が97歳のときです。
今でも見なかったことを後悔しています。

「うん、東京で観測できるのは次は300年後だ。」
同じ後悔をしたくないとの判断から天気予報が外れるのを期待して
早起きすることにいたしました。

で、当日。
雨がぱらついたり、時々薄日が差したりと落ち着かない天気でしたが
人通りの少ない自宅の前で一人さびしく日食グラスを覗きながら
なんとか金環日食を観察できました。
マスコミが騒ぎすぎていたことに食傷気味で実はあまり期待していなかったのですが
実際見てみると随分きれいでしたね。
早起きして大正解です。

8時過ぎに部屋に戻ると
妻から娘が日食観測をしている姿を映した写メが。

学校で観測会は行ったものの、日食グラスの数が足らずに
結局は妻に渡した日食グラスで母娘で観測し喜んでいたとのこと。

場所こそばらばらでしたが
同じ時間に僕の用意したグラスを覗き込んで
家族全員で日食観測できたことは
当初の目的の大部分は達成できたんだと少し満足。
後で妻に聞いたら、
前日の20日には僕の購入した店で日食グラスは売り切れていたとのこと。
いろんなことで茶々が入りましたが結果オーライといったところです。

次の金環日食は2030年に北海道で見られるとのこと。
そのとき僕は65歳でハレー彗星を見られるかどうかよりは可能性が高いと思いますが
娘は24歳になってますからもう家族一緒というわけにはいかないでしょうねえ。
一緒に見る、という点ではハレー彗星を家族みんなで見る可能性のほうが高かったりして。
頑張って長生きしてみようかな。